ヒョードルは実はメルヘンな絵を書くのがうまいのです。



最近欲しいCDはいっぱいあるけれどお金がない。iTunesミュージックストアが日本でも始まったけれども、もちろん欲しい物はそこには売っていない。ふつうにあそこで買えたりするような音源で必要があればレンタルするか人から借りるか、そもそもレコード会社の人からサンプルで頂けたりするから必要なかったりもするし。メジャーな物はテレビもあればラジオもネットラジオもあるし聴くのには困らないかな。

ということで巨大外資系レコード店に行ったりディスクユニオンに行ったり、西新宿の中古屋さんに行く事が多いのですが、行くと買うので最近はあまり行かない事にしています。お金があれば行きたいけれども。

行かないうちにおもしろいCDがでていたようで、友人に教えてもらってディスクユニオンで速攻ゲットしたのがこれです。

David Doruzka - HIDDEN PATHS

彼は僕とバークリーに居た時期が少し重なるギターリストです。このCDのメンバーもその当時みんなバークリー生。このメンバーでライブをしているのも見た事があります。ともかく感想としてはパーフェクト!David氏は僕の一つ年下の1980年生まれ。多分この時期のバークリー生ではすべての楽器の中でも十年に一人の逸材ではないでしょうか。派手さはないですが、ここまで完璧なジャズギターリストは見た事がないです。音色、リズム、和音のバランス、インプロビゼーションの内容、etc..どれをとってもすばらしい。

僕がバークリー時代に生徒では唯一憧れてすごいとおもったギターリストです。で同じ種類のギターも買ってしまいました。彼はES-175のシンライン(セミアコと同じくらい薄いモデル)を使っていますが、僕はアメリカではお手頃で手に入れやすいES-225にしました。五十年代のギブソンでおもいっきりビンテージで鳴る楽器なんですが当時あっちではお手頃でした。しかし最近は整備不足で使っていません・・古い楽器にはお金がかかる物です・・

僕の最近のメインギターはビルディラップのレプリカです。スタインバーガーのパーツを使ったアラン・ホールズワースの使ってるやつだと思って頂ければ。知り合いから譲ってもらったのですが、既にスタインバーガー系の変形モデルってだけで異端なのにさらに細かいところが異端な楽器です。ギブソンスケールだったりバーズアイメイプルのフィンガーボードだったり、スタインバーガーとしてはあり得ない。という楽器でこのまえレコーディングもこれでジャズもやってみました。アンプ(今はアコースティックイメージのCONTRA-R)とマイキングが良くて、ソリッドギターとは思えない音になって大満足です。これがライブでも再現できたらいいのに。

投稿日時: 土 - 9 月 3, 2005 at 07:50 午後