Cassandra Wilson



見にいったら、レビューを書いてくれと言われていたのを思い出したので書いてみます。

11日(水)の2セット目をBlue Note NYに見にいってきました。最近ニューヨークに武者修行?に来ているりえこさんと、そのルームメイトさんたちと入り口で待ち合わせ。最近お金がないのでちょっと高めなこのコンサートを見るかどうか凄く迷っていたのですが、人と見にいくんなら別。僕はニューヨークではたいてい一人で見にいくから。

メンバーは
Cassandra Wilson, vocals
Brandon ross, guitar banjo
Jeffrey Haynes, percussion
Terri Lyne Carrington, drums
Gregoire Maret, harmonica
Reginald Veal, bass

でした。初めてみるミュージシャンがほとんどだったんですが、今回のツアーはかなり若手中心のメンバーみたいですね。

感想ですが・・本当に良いものを見たって感じです。幸せな気分~終わりから二つ目に、スティングのフラジャイルを歌ってるのを聴いて、感激のあまり涙が。基本的には新しめの曲を中心にして、あまりジャズよりではない感じのツアーになるのではないでしょうか。才能ある若手黒人ミュージシャンを見れるのがCassandraのコンサートの楽しみの一つなんですが、今回も例外なくみんなすごい。特にリズム隊がすごく気持ち良かった。Terri Lyneってこんなにグルーヴするドラマーだったのね。再発見です。今まで見た中で一番良かった。パーカッションのJeffreyとのコンビネーションも絶妙でした。

ギターのBrandonも独特の味のあるギターを聴かせてくれました。このバンドのギターリストはいつも要チェックです。以前のKevin BreitやMarvin Sewellもすばらしいですしね。

バンド自体はまだツアーの初期と言うこともあって、これからまだまだ進化していく要素を多分に残している気がします。モニターの調子もそんなに良くなかったみたいで、多少Cassandraが神経質になっていました。八月末から日本のブルーノートで来日公演も決まっているみたいなので、それも見逃せないですよ、みなさん。

投稿日時: 金 - 2 月 13, 2004 at 02:45 午後